TRIP BY TRAIN

ソフト鉄(乗る方)が書く社会派ブログです 。 時間を楽しむことが好きです。

新米

今週のお題「秋の味覚」

 

秋に食べるもので一番好きなのは、新米だ。私の実家は兼業農家なので、自ら収穫したものを食べている。

 

実家にいるときはもちろん手伝っていたし、大学生になって実家を離れてからも、就職して一人暮らしをしていても手伝っていた。今は福岡に引っ越してきたので、さすがに手伝えない。

 

管理は父親がしていて、私は田植えと収穫のときくらいしか登場しない。収穫のときだけは人手がいるので手伝っている。

 

私の担当はコンバイン運転手と、米袋の運搬。コンバインに乗って田んぼをまわっていると、とても気持ちよい。きれいに刈取れることや、稲の独特のにおいだったり、稲の足元に住んでいた生物たちを見ることができるからだ。

 

収穫してからは、工程が一気に進む。籾を乾燥→脱穀→精米だ。

収穫して約2日してから食卓にあがる。

 

新米のにおいはとても香ばしく、噛むととても甘い。古米だの風味が落ちるし粘り気がなくなるから、この時期は違いにびっくりするのだ。

 

父親は、「今年はうまい」と毎年言いながらとても嬉しそうにその米を食べている。私もこの季節の米がとても好きだ。

 

脱穀して出る籾殻は田んぼで燃やす。肥料になるためだ。籾殻は燃えにくく、火は出ない。煙を立たせながらゆっくり燃えていく。田舎の人は焚き火より籾殻の中で焼き芋をしてることが多いと思う。

 

この煙の燻り臭いにおいは、田園風景の広がる田舎の秋の風物詩だ。このにおいがなくなると、いよいよ冬がやってくる。

 

収穫の秋の醍醐味だ。